パース | C.H-Blog

最近のお仕事「オフィス内装リフォーム」 今回は企業様から直接ご相談いただき、コンセプトから工事完了まで一括お請けさせていただきました。 規模：約20名本社の執務スペース、商談室、会議室等依頼：今後の人員の変化、リモートワーク、SNS撮影等を考慮したオフィスリフォーム企画：プラン約13回の更新でご希望の内容に。工期：約１.5か月（床・壁・塗装・照明・イラスト・壁窓造作・家具等） 基本プラン作成概要 ・経営者からの方向性・条件を取材・主要メンバー、実務者へのヒアリング、ご要望確認・オフィスレイアウトのパターン作成・配色計画、テイストイメージコラージュ作成・基本プラン作成 リフォームご予算は企業様の業績や規模ご要望によって事前にある程度の予想をされています。そこに、基本プランの内容、概算お見積り、工事範囲などでお互い完成イメージとご予算で相談を繰り返します。 基本プランがまとまれば、プラン更新と工事見積、工期計画の詳細資料を作成していきます。 今回のオフィスリフォームの課題 今回のオフィスは、執務スペースに現状のデスクサイズと社員数では増員できる余裕がありません。ですが、「せっかくリフォームするなら今後何年後かの人数や部署などの変化に対応できる」ようなオフィスにしたい。とのこと。且つ、社員が楽しく仕事ができるような明るくおしゃれな空間に。まずは「フリーアドレス」の導入にむけて下調べを行いました。ちなみに前職で「フリーアドレス風」のオフィスで仕事をしていました。「フリーアドレス風」というのは、下記のようなものです。 ・デスクはテーブルみたいな木目調 ・デスクの下は同じ木目調のチェストのみ ・退社時、机の上には何も置かない ・一見フリーアドレスに見えるけど席は固定この時に、毎日荷物を全て片付けるというルールへの切り替えにはじめはかなりストレスを感じたことを覚えています。（慣れてしまえば片づけるための収納スペースの確保などスムーズにできるようになりますが） リフォーム後のオフィスが快適になるように 前述のように「執務空間がすっきりする」というだけで社員の皆さんに整理整頓を押し付けてもストレスになるだけです。そこで、フリーアドレスにすることのメリットを皆さんが得られるための工夫を今回のプランに盛り込みました。その一つが「ABW」になります。 オフィス計画のABWとは 今回のオフィスリフォームのご提案にむけてオフィス家具ショールーム訪問や資料収集のなかで一番しっくり来たのが、ABW（アクティビティ・ベースド・ワーキング）という考え方です。 ABWとは、「仕事の内容に合わせて、仕事をする場所を自由に決めることができるような仕組み」です。つまり、フリーアドレスが「自由に席を決められる」ことに対して、ABWは「状況によって、それに適した場所を使う」ようなイメージで捉え、プランに落とし込みました。 図書館で席を選ぶのがフリーアドレス、図書館や喫茶店やネットカフェや公園などの場所を選ぶのがABW、という風に解釈しています。実際には、社員皆さんが集まる執務スペース、集中して作業をする場所、ZOOMなどの場所、飲食ができる場所、など目的用途に合わせて作業場所を選べる。その為に席を設けず整理して一人当たりの執務スペースの省スペース化を図る。営業職に採用したABWゾーンと、クリエイティブ職の特殊ゾーンに分けることで、ゾーニング・動線も明確になりました。 オフィスのプランは無限大 オフィスのプランは、経営者のビジョン、社員の皆さんの本音や要望、ご予算、業務内容、条件などにより無限です。 だからこそ、プランがまとまった時の喜びと、リフォーム完成時の達成感は、店舗や住宅と違うものがあります。 もしオフィスリフォームをご検討されているなら一度お声がけくださいね。 ABW ABWとは、業務内容や気分に合わせて自由に働く場所や時間を選択する働き方です。ABWの概要や発祥の経緯などを紹介します。https://www.kokuyo-marketing.co.jp/column/abw/post-72/ ABWとは、自分に最適な場所で働くスタイルのことABWとは働く人が作業をするために、最適な場所を自分で選ぶことができるワークスタイルです。仕事の内容は日々変化します。打ち合わせが中心のときもあれば、資料作成が中心のときもあります。同じ資料作成でも、アイデアが必要なときもあれば、ひたすらパソコン作業に打ち込むこともあるでしょう。ABWはこのような仕事の変化に対応するため、仕事内容に応じて働く場所を自ら選ぶことができる働き方です。「仕事をする環境は自分で選ぶ」という考え方に基づいたワークスタイルといえます。https://kagu.plus.co.jp/1649/ ABWとは？ABWとは、Activity Based Workingの頭文字を取った言葉で、業務内容に合わせて働く場所を自由に選べるワークスタイルです。例えば、生活音や周りの会話などが聞こえないような静かな部屋で集中的に仕事を行ったり、複数人で仕事を進める場合には共同のワークスペースや会議室で仕事をしたりするといった、フレキシブルな働き方を実現できます。https://weworkjpn.com/contents/knowledge/case93/

仕事：オフィス内装リフォーム