テレワーク・個人事業主の仕事用に、複合機多機能プリンターを購入
2019年5月に、個人事業主のビジネス用途でプリンターを買い換えました。
とにかく今まで使用していた家庭用プリンターは2か月に1回くらいインクを交換していたので、毎月2,000~3,000円ほどの経費が掛かっていたと思います。
そこで、とても気になっていたエコタンクという大容量のインクを導入したプリンター、EPSONのEW-M630Tに買い換えました。
それから6年たって、このエコタンク市場はどのようになっているのか?を改めて調べてみたので、内容を記載しておきます。
記憶が正しければ、この6年でインクを交換したのは今年が初めて(しかもPC購入時のポイントで)。
印刷のカスレもあり、メンテナンスボックスも交換。
とうことで改めてプリンターの印刷情報を確認してみました。
下記の通り、約6年で 総印刷ページ数 6685枚!
そして何よりも、まだまだたっぷり残っているインクを見ると、本当に買い換えてよかったと思います。
特に最近の テレワーク・リモート で必要な印刷・スキャン、そして全然無くならないインク。本当にお勧めします。
大容量インクの複合機多機能プリンターの比較表①基本(2025年)
まずは基本スペックの比較表。
値段も重要ですが、購入後に後悔しないように、それぞれのスペックの比較は重要ですね。
※価格は2025年5月現在です
EPSON | EPSON | EPSON | ブラザー | キャノン | キャノン | |
EW-M630T | EP-M476T | EW-M757T | DCP-J4143N | G3390 | GX1030 | |
2025/5調べ | - | ¥31,350 | ¥43,450 | ¥36,300 | ¥33,550 | ¥39,050 |
液晶モニタ | 2.4型カラー | 1.44型カラー | 4.3型ワイドタッチパネル | 2.7型タッチパネル | 2.7型タッチパネル | 2.7型タッチパネル |
カラーA4文書印刷コスト | 0.9円 | 0.3円 | 3.5円 | 4.5円 | 1.0円 | 3.0円 |
モノクロA4文書印刷コスト | 0.4円 | 0.8円 | 1.5円 | 0.8円 | 0.4円 | 0.9円 |
給紙 | 前面 | 背面 | 前面/背面 | 前面/背面 | 背面 | 前面 |
最大用紙サイズ | A4 | A4 | A4 | A4 | A4 | A4 |
最大給紙枚数 | 150枚 | 100枚 | 100枚 | 150枚 | 100枚 | 250枚 |
カラー印刷数/1ボトル | 約6,000枚 | 約4,500枚 | 約1,000枚(増量ボトル3,700枚) | ? | 約7,700枚 | 約3,000枚 |
ブラック印刷数/1ボトル | 約7,500枚 | 約7,500枚 | 約1,100枚(増量ボトル4,000枚) | 約6,000枚 | 約6,000枚 | 約3,000枚 |
候補は、A4カラー・コピー・スキャナー・大容量インク に絞っています。
・液晶パネルは、やっぱりカラーが良いですね。タッチパネルは直接操作で楽そうですけど、現状プリンターはタッチパネルじゃないけど特に大きな欠点には感じません。
・A4カラー文書1枚で1円以下というのは本当に有難いです。あくまでも写真ではなくカラー文書レベルで、出力の粗さは割り切っています。
・給紙は個人の好みがあると思いますが、背面は紙が曲がるし埃が気になります。前面給紙であれば背面は壁との隙間も気にしないで良いですし、経験上、日々の作業が楽だと思います。
※前面/背面の両方搭載モデルは、A4普通紙以外のイレギュラー用紙使用時に入れ替える手間が省けるのがいいですね。
・最大給紙サイズは、A4が100枚入れば十分かと思います。
・印刷数/1ボトル これが多ければ多いほどうれしいですよね。
ということで、基本スペックでは、 EPSONのEW-M757T・キャノンのGX-1030 が良いように思えます。
大容量インクの複合機多機能プリンターの比較表②詳細(2025年)
続いては詳細スペックの比較表。
買ってから気づくようなことも比較して納得してから購入したいですよね。
※価格は2025年5月現在です
EPSON | EPSON | EPSON | ブラザー | キャノン | キャノン | |
EW-M630T | EP-M476T | EW-M757T | DCP-J4143N | G3390 | GX1030 | |
プリンタ解像度 | 4800x1200dpi | 5760x1440dpi | 5760x1440dpi | 4800x1200dpi | 4800dpi | 600x1200dpi |
スキャナ解像度 | 1200dpi×2400dpi | 1200dpi×2400dpi | 1200dpi×2400dpi | 600dpix1200dpi | 1200dpi×2400dpi | |
インク色数 | 独立 4色 | 独立 4色 | 独立 5色 | 独立 4色 | 独立 4色 | 独立 4色 |
インク種類 | 染料 | 染料+顔料 | 顔料 | 染料+顔料 | 顔料 | |
カラー印刷速度(ipm) | 8枚/分 | 5枚/分 | 9枚/分 | 19枚/分 | 6枚/分 | 10枚/分 |
モノクロ印刷速度(ipm) | 15枚/分 | 10枚/分 | 12枚/分 | 20枚/分 | 11枚/分 | 15枚/分 |
消費電力 | 12W | 12W | 15W | 21W | 18W | 21W |
耐久性 | 5万ページ または5年 | 3万ページ または5年 | 5万ページ または5年 | 10万ページ | 5万ページ | 10万ページ |
細かい部分は、実際に使ってみないとわからないですが、比べてみると気づくことも。
・解像度 キャノンのGX1030は解像度が低く印刷品質が気になります。正直、6年前に購入したEPSON EW-M630Tよりも劣る?そんなことはないと思いますが。。
・印刷速度 これは、1分10枚程度あれば本当に作業効率が上がります。
・耐久性 これは目安ですが、個人的には6年遠慮なしで印刷して6,600枚なので、「3万ページ」でも十分だと思います。
ということで、詳細スペックでは、 EW-M757T、 DCP-J4143N、 GX1030が良いように思えます。
大容量インクの複合機多機能プリンターの比較表③その他(2025年)
最後にその他のスペックの比較表。
これは「どのような用途で使用するか」によりますが、あまり大差ないですね。
EPSON | EPSON | EPSON | ブラザー | キャノン | キャノン | |
EW-M630T | EP-M476T | EW-M757T | DCP-J4143N | G3390 | GX1030 | |
接続 | USB2.0 有線LAN 無線LAN (Wi-Fi) | USB2.0 無線LAN (Wi-Fi) | USB2.0 無線LAN (Wi-Fi) | USB2.0 有線LAN 無線LAN (Wi-Fi) | USB2.0 有線LAN 無線LAN (Wi-Fi) | USB2.0 有線LAN 無線LAN (Wi-Fi) |
スマホ対応 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
AirPrint対応 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Wi-Fi Direct対応 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ネットワーク印刷 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
自動両面印刷 | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ |
フチなし印刷 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
自動原稿送り装置(ADF) | × | × | × | ○ | × | × |
使用時サイズmm | 375×503×187 | 375x347x179 | 390x339x166 | 435x343x180 | 416x177x363 | 374x186x380 |
重量 | 5.8kg | 4.1kg | 6.3kg | 8.8kg | 6.5kg | 7kg |
発売開始 | 2018年 | 2023年 | 2024年 | 2023年 | 2024年 | 2023年 |
・接続方法 どれもWi-Fi対応なので、スマホやタブレットから直接印刷できます。
・自動両面印刷 以前から、この自動両面印刷ができるモデルを使っています。多くの書類を印刷して海外へ出張することもありますので、出張荷物の中で、書類が50枚か100枚かの違いが大きく、両面印刷が欠かせません。
・サイズ あまり広いオフィスではない場合、サイズはコンパクトにしたいですよね。EPSONのEW-M630Tを使用していますが、本当にコンパクトで助かっています。
・自動原稿送り装置(ADF) この機能はすごく悩みます。実際にスキャンするシチュエーションによると思いますが、最近はスマホでスキャンできる時代なので、複数枚の資料を自動で読み取ってくれる機能がいるかどうか。
(あるとすごく便利なんですけど、オフィスの複合機のほうが圧倒的に有利なので)
大容量インクの複合機多機能プリンターのまとめ(2025年)
ということで、大容量インクの複合機多機能プリンターを改めて調べてみましたが、6年前に購入した「EPSON EW-M630T」は現行品との比較でもそん色ないなと改めて思いました。
仕事では、このように使っています。
・「スキャナーでGoogleドライブに保存」がとても便利で、スキャンしてiPadProでメールや書き込みなど、PC無しで作業が出来ます。
・一時的な文書の印刷は、A4を2面割付&両面印刷にすることで、A4サイズ4枚を1枚に集約させています。これで紙も荷物も1/4に減らすことが可能です。
・先日、とうとう印刷がかすれてしまい「メンテナンスボックスの交換」というメッセージが。。
少しビビりましたが、2,000円程でドライバーがあれば簡単に交換可能。そして印刷品質も元通りに。
まだまだ現役で使えそうです。
もし買い替える場合は、EPSON EW-M757Tか、キャノンGX1030が候補ですが、EPSONのEW-M630Tに大変満足しているので、よっぽど他メーカー品にメリットがない限りEPSONにすると思います。
EPSON EP-M476Tはコチラ
自動両面印刷機能が無くて、染料インクで、背面給紙。この点がOKならコスパ◎
EPSON EW-M757Tはコチラ
4.3型ワイドタッチパネルは使いやすそうです。前面/背面の両方使えるのは魅力的。
ブラザー プリビオDCP-J4143Nはコチラ
2.7型タッチパネル、顔料インク、他より圧倒的に早い印刷速度、そして自動原稿送り装置(ADF)。
印刷スピードや連続スキャンに魅力を感じるなら、この機種は魅力的。
ただし、メンテンスボックスが交換できる仕様かどうかが不明。。大量に印刷したりクリーニングするならメンテナンスボックスが数年後に交換できるかどうかは重要かもです。
キャノン G3390はコチラ
2.7型タッチパネル、 印刷コストが安くて魅力的。背面給紙でOKなら候補に。
キャノン GX1030はコチラ
総合的にみてEPSON EW-M757Tと並んで購入候補。(見た目はこちらの方がシャープなデザインで好み)
メンテナンスボックスも交換可能。

