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機窓 上海行きの朝

機窓 飛行機の窓から見える景色は

本ブログで連載予定の機窓シリーズ第一弾
1月の午前9時、まぶしい日差しを浴びた雪のような雲が、静かな海面にくっきり影を落とす
こんな光景を落ち着いて見下ろせるのは、窓側シートの特権ですよね

窓側?通路側?

飛行機でも新幹線でも、窓側か通路側か、これは意見が分かれるところ
結局は何を重視するか、という価値観の問題でしょうか

通路側を選ぶ人たちに聞いた意見は
自由にトイレに行ける
(個人的な周辺のビジネスマン調べ)
という事
逆に言えば、(窓側に誰か座っていれば)他人のトイレや離籍のタイミングでモゾモゾしてあげないといけない

それに対して私が窓側を選ぶ理由は
窓の景色を自由に見れる
窓側に体を預けられる
他人のトイレの都合でモゾモゾしなくていい
という点

他にも窓側を選ぶ理由があるのですが、窓側が人気になると困るのでこの辺で

俯瞰するということ

ブログ1記事の文字数を気にしながら
飛行機の窓から景色を眺めることを、インテリっぽく語るならば

俯瞰する」ということがビジネスの上では、ついつい抜けがちで大切なこと
「普段何気なく歩き車や電車で移動する地面を雲の上から見下ろす」ように

空を見上げて神に祈りながらも「神は細部に宿る」ように細かいところまで手を抜かないように
個々のポイントをしっかり押さえつつ全体の構成バランスを美しく整える

そんな仕事が出来るように、そんな人生を送れるように

俯瞰するだけならGoogleマップの航空写真で良いのでは?という意見もあるかもしれませんが
Googleマップの航空写真には雲が1つもない(その技術か加工かとにかく素晴らしい)

それに機窓の景色は、同じルートでも同じ空は無いのです
雨雲や雷雲、その上に突き上がった静寂の晴天、そんな自然の地球の層を見れる機窓はとても価値があると思いませんか

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